ホームページ制作会社の選び方【プロが教える】失敗しないためのポイントまとめ

こんな疑問があるのではないでしょうか。

良く分からないからと言って価格だけで選ぶと、後から高くつくケースも少なくありません。
実際にお客様から聞いた話ですが

• 激安だと思って申し込んだら、分割費用になっておりトータル200万円以上払った
• 思っていたホームページが出来上がらず、結局作り直した
• 途中解約ができず、高額な保守料金を払っている

こんな会社も珍しくありません。

今回は「失敗しないホームページ制作会社選び」をテーマに
実際にホームページ制作を提供している弊社がご紹介します。

また、発注前に事前に見抜くためのチェックポイント・トラブル時の解決策もご紹介します。

最後までお読みいただくことで、後悔しないホームページ制作会社の選び方がきっと見えてくるはずです。

ホームページ制作会社の選び方【プロが教える】失敗しないためのポイントまとめ

複数の制作会社を比較検討するときには、いくつか共通して確認すべきポイントがあります。
ここでは、制作会社選びで失敗しないために押さえておきたい主要なチェック項目について解説します。

自社の目的に合った会社かどうか、以下の観点でしっかり見極めましょう。

ホームページ制作会社の選び方①：制作実績と得意分野を知る

制作会社をタイプ別に分けると大きく3つほどに分かれます。

・デザインが得意な制作会社
・集客が得意な制作会社
・スピード対応が得意で安価な会社

制作会社ごとに強みは様々で、デザインも得意で集客も得意な会社もいますが、その分金額も高くなります。
自社のホームページ制作の目的（例：問い合わせ獲得か、ブランドイメージ向上か、ECサイト構築か 等）に、その会社の得意分野がマッチしているか見極めることが重要です。

ホームページ制作会社の選び方②：料金プランと制作費用の相場を把握する

相場を知っていれば、見積金額が妥当か判断しやすくなります。
企業のコーポレートサイト（小規模サイト）の制作費用相場は約20～50万円程度、中規模サイトでは50～200万円程度、本格的なECサイトや大規模システムを含むサイトでは200万円以上かかることもあります。

見積書の内訳に不明点がないか必ず確認し、内容と実績、アフターケアを総合的に判断して会社を選びましょう。

ホームページ制作費用の相場はこちらの記事でも解説しています。

ホームページ制作会社の選び方③：提案力とコミュニケーション

ネット業務は専門的な分野なので、聞きなれない言葉が多く出てきます。

そのため、ホームページ制作会社側が

• 業界用語をなるべく使わずわかりやすく説明してくれるか
• 受け身ではなく、提案してくれるか
• 何を実現したいのか、全体像を確認してくれるか

ビジネスパートナーとして伴走してくれる存在かが大切です。
また、営業担当と実際のプロジェクト担当が異なるケースもあるため、担当の継続性も確認しておきましょう。

ホームページ制作会社の選び方④：アフターサポート

ホームページは作って終わりと思われがちですが公開後の運用や更新、トラブル対応など、継続的なメンテナンスが必要です。

特に集客したい場合は、アフターサポートが必須なため継続してサポートできるかを確認しましょう。
更新や修正対応、定期保守、運用サポートの内容が明示されているか確認し、長期的に信頼できる体制かを見極めてください。

ホームページ制作会社選びで失敗しないための注意点

次に、制作会社選びの注意点を確認しておきましょう。ここまで述べたポイントを踏まえて比較検討しても、見落としがあると思わぬトラブルに発展することがあります。
以下のような点に注意すれば、失敗のリスクをさらに下げることができます。

・「安さ」だけで決めない
・契約前に納品物の範囲と権利関係を確認する
・複数社の提案を比較検討する

「安さ」だけで決めない

予算は限られるものですから、制作費用が安いに越したことはない…と思いがちですが、料金の安さ“だけ”で発注先を決めるのは危険です。

極端に安価な見積もりには理由があるものです。

• テンプレートの使い回し
• 対応品質が低い
• 後から追加料金が発生

などが考えられるため、価格だけでなく内容と実績も重視しましょう。
低価格で受注する分、人手や工程を圧縮している可能性があり、コミュニケーション不足やスケジュール遅延、対応の遅さなど制作プロセス上の問題が起こりがちです。

特に有効なのが、実績が載っている発注した会社に確認をとってみること。
営業マンは言わないようなデメリットも教えてくれます。

契約前に納品物の範囲と権利関係を確認する

いざ「この会社にお願いしよう」と決めたら、正式契約の前に契約内容の詳細を確認しましょう。

制作範囲、著作権や使用権の扱い、修正対応、契約解除条件などを事前に書面で明確にしておくことがトラブル回避につながります。

制作前に契約書を結ばない会社もおり、納品が終わってから
「乗り換えできない」「解約金がかかる」等と言って契約を切れない業者もいるので注意が必要です。

口頭の約束だけでなく書面に残してもらうことで、認識のずれによるトラブルを防げます。「細かすぎるかな？」と思うことでも遠慮せず確認し、納得してから契約を結びましょう。

複数社の提案を比較検討する

一社だけに絞らず、複数社から見積もりや提案をもらうことで、相場感や提案内容の質を比較できます。
個人的なおすすめは3社からの相見積もりです。

初回問い合わせ時のレスポンスの早さや丁寧さも、その会社の仕事ぶりや顧客対応の質を判断する手がかりになります。

即決値引きや営業トークに惑わされず、丁寧に対応してくれる会社を選びましょう。
特に「なぜホームページを作りたいのか？」を聞いてくれる業者さんは伴走しようとしてくれる可能性が高いです。

まとめ：最適なパートナーとホームページ制作を成功させよう

ホームページ制作会社選びは、単なる外注先を探す作業ではなく自社のビジネスパートナーを見つけることだと考えましょう。

本記事でご紹介したように、実績・得意分野の確認から始まり、料金や提案内容、サポート体制、契約条件のチェックまで、見るべきポイントは多岐にわたります。
少し大変に感じるかもしれませんが、これらの判断基準を一つひとつ丁寧にチェックすることが「失敗しない制作会社選び」への近道です。

特に初めてホームページ制作を依頼する中小企業の経営者の方は、不安も多いでしょう。
しかし、信頼できる制作会社と出会えれば、ホームページは24時間働く営業マンとなり、御社の強力な戦力になってくれます。

本記事の内容を参考にしながら、ぜひ複数社の話を聞いて比較検討し、貴社の目的に最も適したホームページ制作会社を見極めてください。